死闘の本土上空




 久しぶりに渡辺洋二さんの戦記ドキュメントを読んだ。「B-29対日本空軍」という副題があるように、当時としては無敵とも思えるB29に立ち向かった日本空軍の戦いの記録である。日本には空軍はないのだが、あえて陸軍飛行隊と海軍飛行隊をあわせて空軍としている。対B29戦という9回裏ツーアウト満塁の状態での日本の空軍の戦いを執拗な取材をもとにドキュメンタリーにしている。多面的な視点からいろいろなエピソードが書かれていて、羅生門的なアプローチで対B-29戦に集中していく。
 あとがきをみると、この本が1978年に徳間書店から「日本本土防空戦-B29撃滅作戦秘録」という題名で出された渡辺さんの処女作だそうだ。雑誌社をやめ、お腹の大きい奥さんを抱え、手塚治虫の古書を売って書き上げたというエピソードが書かれていた。

登場する飛行機
1 B-29
2 屠龍
3 B-25
4 飛燕
5 B-24
6 九一式戦闘機
7 マーチン139WC双発爆撃機
8 九五式水上偵察機
9 九七式艦上攻撃機
10 グラマンF4F
11 ダグラスSBD
12 一式陸攻
13 零式艦上戦闘機
14 鍾馗
15 P-40
16 B-17
17 I-16
18 疾風
19 メッサーシュミットBf109
20 雷電
21 強風
22 紫電
23 月光
24 B-32
25 烈風
26 陣風
27 閃電
28 天雷
29 震電
30 電光
31 B-18
32
33 PV-1ベンチュラ
34 二式水戦
35 零観
36 百式司偵
37 彗星
38 銀河
39 極光
40 彩雲
41 P-47サンダーボルト
42 F-13
43 飛龍
44 九三式水上中間練習機
45 ランカスター
46 F6F
47 F4U
48 秋水
49 メッサーシュミットMe163
50 橘花
51 P-51
52 TBMアベンジャー
53 SB2Cヘルダイバー
54 桜花
55 九九艦爆
56 九六艦爆
57 九四水偵
58 白菊
59 瑞雲
60 P-61
61 五式戦闘機
62 P-80シューティングスター
63 F8Fベアキャット
64 ミーティア

文春文庫
2001年
渡辺洋二

新・蒼空の器




 豊田穣さんの戦記シリーズ。副題は「大空のサムライ七人の生涯」である。
 「新」とあるが、この本の以前に「蒼空の器」と題して鴛淵孝をとりあげている。
 今回取り上げたのは、貫野直(零戦-紫電改)、江草隆繁(九九艦爆-銀河)、村田重治(九七艦攻)、高橋赫一(九九艦爆)、入佐俊家(一式陸攻)、千早猛彦(彩雲)、笹井淳一(零戦)である。豊田さんは、海兵出身者で、その戦記はどうしても将校の立場からの記述になる。
今回取り上げた7人についても、海兵出身者を取り上げたとことわりをあとがきで述べている。
 以前に「蒼空の器」は読んでいたが、「新」の方は読んでいなかった。東京駅でたまたま手にとると、貫野直を取り上げた話に杉田庄一とのエピソードがあって購入。新幹線の中で読んでしまった。どうも、人が中心の戦記は苦手だ。ヒーローとして取り上げて書かれていることに、どうしても抵抗が残る。

1春の嵐-最後の撃墜王・貫野直の生涯

1 零戦
2 コンソリデーテッドB24
3 ロッキードP38
4 B29
5 B17
6 グラマンF6Fヘルキャット
7 一式陸攻
8 彗星艦爆
9 天山艦攻
10 アベンジャー
11 ダグラス(ドーントレス)
12 紫電改
13 P51ムスタング
14 イ16
15 F4Uコルセア
16 コンソリデーテッドPB2Y
17 F4F
18 P47

2 惜別の人-爆撃の神様・江草隆繁の生涯

1 艦爆(九九艦爆)
2 艦攻(九七艦攻)
3 零戦
4 スピットファイア
5 ハリケーン
6 一式陸攻
7 銀河
8 九四式艦爆
9 九六式艦爆
10 九〇式戦闘機
11 グラマンF4F
12 銀河

3 黄色い月-雷撃の神様・村田重治の生涯

1 B17
2 B26マローダー
3 デバステーター
4 アベンジャー
5 ダグラス・ドーントレス
6 九七式艦攻
7 九六艦攻
8 グラマンF4F


4 鬼神-艦爆の親分・高橋赫一の生涯
1 九九式艦爆
2 零戦
3 PBY
4 B17
5 九六式艦爆
6 九六戦
7 スピットファイア
8 ハリケーン
9 グラマンF4F

5 一期一会
1 九六艦戦
2 九六艦爆
3 カーチス・ウォーホーク
4 B26マローダ
5 カタリナ哨戒機
6 B17
7 コンソリデーテッドB24
8 バッファロー
9 ホーカー・ハリケーン
10 九九艦爆
11 グラマン・ヘルキャット
12 天山
13 零戦
14 彗星

6 テニアンの鶴-偵察の神様・千早猛彦の生涯
1 B29
2 彩雲
3 彗星
4 B17
5 ロッキードP38
6 二式水偵
7 グラマンF6Fヘルキャット
8 銀河
9 イ15
10 イ16
11 九八式陸偵

7 撃墜王-ラバウルの若きリヒトホフェン・笹井醇一の生涯
1 ダグラスDC3
2 零戦
3 グラマンF4Fワイルドキャット
4 カーチス・ウォーホーク
5 ブリュースター・バッファロー
6 B17
7 B26マローダ
8 ベルP39エアラコブラ
9 スピットファイア
10 ホーカー・ハリケーン
11 ノースアメリカンB25
12 ダグラス急降下爆撃機 


光人社NF文庫
豊田穣 著
1995年3月10日

戦闘機入門




 この本の冒頭、碇義朗さんはご自分の昭和五、六年頃の戦闘機原体験を書いている。所沢陸軍飛行学校の開校記念日の記憶である。碇さんはその後、府立航空工業学校に入り、第一陸軍航空技術研究所に入り、設計に従事していた。戦後は、戦闘機や自動車に関するライターとして活躍しておられる。そんな碇さんの書いた戦闘機入門の本で、時代を軸としながらもプロペラ同調装置とか機関砲とかパーツごとに蘊蓄あるドキュメントにまとめている。

1 アルバトロス偵察機
2 ドペルデュサン・コールホーフェン
3 モーリス・ファルマン
4 ニューポール・スカウト
5 DH2
6 FE2b
7 モラーヌ・ソルニエL
8 フォッカーE1
9 モラーヌ・ソルニエN
10 ソッピース・タブロイド
11 スパッドS13
12 アンリー・ファルマン
13 ボーイングB17
14 ルンペラー・タウベ
15 ニューポール24C
16 「会」式七号
17 ニューポール29C一型戦闘機
18 九七式
19 「隼」
20 「鍾馗」
21 「疾風」
22 甲式四号
23 甲式三号
24 九一式戦闘機
25 九二式戦闘機
26 九五式戦闘機
27 二式複座戦闘機「屠龍」
28 三式戦闘機「飛燕」
29 五式戦闘機
30 一〇式艦上戦闘機
31 一〇式艦上偵察機
32 一三式艦上攻撃機
33 グロスター・ガンベット艦上戦闘機
34 三式艦上戦闘機
35 甲式一型戦闘機
36 甲式四型戦闘機
37 九〇式艦上戦闘機
38 丸一式戦闘機
39 ブリストル・ブルドッグ
40 九〇式二号艦上戦闘機
41 ボーイングF4B艦上戦闘機
42 ボーイング100型
43 九六式艦上戦闘機
44 九七式戦闘機
45 キ28
46 キ27
47 キ33
48 零戦
49 ファルマンF40
50 デ・ハビランドDH2
51 ビッカースFB5
52 FE8
53 スパッドA2
54 スパッドA7
55 ベル・エアラクーダ
56 「震電」
57 カーチスP-40
58 カーチスXP-55アセンダー
59 キ98
60 スーパーマリン・スピットファイア
61 ホーカー・ハリケーン
62 メッサーシュミットMe109
63 リパブリックP47「サンダーボルト」
64 グラマンF6F
65 ロッキードP38
66 「紫電」
67 「紫電改」
68 ベルP39エアラコブラ
69 「強風」
70 ロッキードF104DJ
71 サーブ37ビゲン
72 F4EJファントム
73 F14
74 F15
75 F16
76 F86
77 BACライトニング
78 ホーカーシドレー・シービクセン
79 マトラ530
80 ミグ21
81 ミグ25
82 V1号
83 V2号
84 四式重爆「飛龍」
85 九九式双発爆撃機
86 桜花
87 F105サンダーチーフ
88 ミグ17
89 ミグ15
90 ダッソー・ミラージュⅢ
91 メッサーシュミットMe110
92 ブリストルF2B
93 ボールトンポール・デファイアント
94 ブラックバーン・ロック
95 アミオ143
96 96式陸上攻撃機
97 百式重爆撃機「呑龍」
98 P51ムスタング
99 He111
100 デ・ハビランド・モスキート
101 ブリストル・ボーファイター
102 月光
103 マッキMC72
104 ドルニエDo335
105 フォッカーD23
106 ノースアメリカンP82
107 メッサーシュミットMe262
108 「橘花」
109 「火龍」
110 グロースター・ミーティア
111 ロッキードYF12
112 ヤコブレフ・フィードラー
113 ユンカースJu87
114 F100スーパーセイバー
115 SST
116 F111
117 バッヒェムBa349
118 メッサーシュミットMe163
119 「秋水」
120 ロッキードXFV1
121 コンベアXFY1
122 ライアンX13バーチジェット
123 ロッキードXFV2
124 ホーカー・シドレーP1127
125 ミラージュ・バルザックV
126 フォッカー・リパブリックD24
127 VJ101C
128 マイルズM52
129 デ・ハビランドDH108
130 ロッキードSR-71
131 I16


ひこうぐも





 帝都上空での防空戦で有名な244戦隊の戦隊長小林照彦少佐夫人の本である。小林少佐は、厳しく自分を律し、二四歳の最年少戦隊長として全力で戦った。戦後はサラリーマンになり毎晩のように酒に溺れるが、航空自衛隊発足と同時に空に復帰し、T33の飛行訓練中に殉職する。
 B29撃墜マークを書き込んだ飛燕の操縦席から、端正な顔で微笑んでいる小林少佐の写真はいろいろな本や雑誌でおなじみである。「飛燕」にも似た鼻筋の通った映画俳優のような端正な顔に秘めたる闘志を感じさせる。まじめなんだな。それが敗戦後の大酒につながるのかも。
 本の題名はひらがなで「ひこうぐも」。夫人の感性がこの題名にも、そして文章のあちこちに表れている。戦闘記録ではなく、小林少佐の家庭の記録であり、戦時中、戦後のよき日本の暮らしの様子がよく伝わってくる。全編を通して夫人のやさしさが感じられる。

1 九九式襲撃機
2 キ61(飛燕)
3 キ100(五式戦)
4 B29
5 グラマンF6F
6 コルセア
7 C47
8 T33
9 F86
10 F104
11 F100

光人社NF文庫
小林千恵子 著
2005年9月7日

ああ飛燕戦闘隊





-少年飛行兵ニューギニア空戦記-

 少年飛行兵ニューギニア戦記と名うってあるが、作者は昭和15年に少年飛行兵となり、飛燕に乗って昭和18年にニューギニアで戦う。10対1の劣勢での戦いの記録である。
 その時その時の戦闘の記録を図で書き込めるほど、細かく記録がなされているのに驚き。撃たれた弾痕の数も克明に記録されていて、今更ながら「飛燕」のタフさが浮き出てくる。背中の防弾版で防ぐことのできた弾痕も、これが他の飛行機ならパイロットは即死である。
 筆者は、新人がためにつぎはぎの機体を受領する。その中で、技量を身に付け、戦いの中で腕を上げていく。20mmマウザー砲の威力や胴体タンクの扱いの難しさなど、他の本でも書かれていた飛燕の特徴が現場のパイロットの記録でも取り上げられている。
 それにしても、事故や単純なミスで飛行機が失われていく。それが現実だったんだなあと思う。

1 九七式戦闘機
2 一式戦闘機「隼」
3 三式戦闘機「飛燕」
4 カーチスP40
5 コンソリデーテッドB24
6 ロッキードP38
7 P47サンダーボルト
8 B25
9 DC3
10 F4F  

光人社NF文庫
小山 進
2001年4月20日 

液冷戦闘機「飛燕」




 最近「飛燕」に興味がある。エンジンが間に合わなかったり、稼働率が悪かったり、さらにスマートな機体が華奢な雰囲気を思わせていた。しかし、いろんな本に書かれている「飛燕」を読んでいるとそうではないことが分かってきた。
 まず、エンジンであるが不出来ではなかった。もとになったDB601が画期的なエンジンであることには異論はないと思う。
 川崎がライセンス生産したハ四〇は、ボッシュの燃料噴射装置を使うことが契約上認められず三菱製の燃料噴射装置が付けられた。エンジン自体の問題はない、問題は生産する体制にあった。高度に精密なエンジン作る工場には熟練工が必要である。熟練工は、徴兵され戦場で戦っていた。戦場にいれば、徴兵された意味もあるが、熟練工(つまり若くない)はむしろ後方で土木作業に従事していた。
 エンジンの整備でもそうである。F1マシンのエンジンのような整備ができるメカニックは実は戦場にいた。実戦の中で鍛えられ、整備技術が身に付いた整備兵は、日本軍の後退の中で戦場に取り残されていった。実際に整備に当たっていたのは、二〇歳前後の経験未熟な若者であったのだ。
 貴婦人を思わせるスタイルとは別に「飛燕」の特筆すべき性能は、タフさであった。頑丈な機体は、無理な扱いをしても壊れず、改造にもよく耐えた。スピードと格闘性を兼ね備えた上に発展性という強さをもっていた。登場したときにすでに究極の状態で、これ以上の発展性を持ち得ず止まってしまった零戦とは大違いなのだ。
 メッサーシュミットBf109もスピットファイアーも10年以上、発展し続け戦場で戦った。零戦でヨーロッパの飛行機に追いついたことになっているが、実はその時点で止まってしまった。日本で匹敵するとすれば「飛燕」であったかもしれない。

 Bf109的な出発した「飛燕」は、空冷エンジン三菱「金星」エンジンを積んでFw190に変身する。その性能は、当事者たちの予想を超えるモノであった。もともとの「飛燕」の機体設計の良さが生きていたのだ。

 熟練工を徴収し、熟練整備兵を戦場においてけぼりにし、お役所仕事の見通しのなさの中で「飛燕」は翻弄された。


1 ライト兄弟1号機
2 八七式重爆
3 八八式偵察機
4 KDA-3
5 九一式戦闘機
6 KDA-5(九二式戦闘機)
7 キ五
8 キ一〇(九五式戦闘機)
9 キ一一
10 キ二七
11 キ三三
12 キ二八
13 屠龍
14 キ六〇(三式戦闘機「飛燕」)
15 キ一〇二高々度複座戦闘機
16
17 鍾馗
18 疾風
19 零式艦上戦闘機
20 雷電
21 烈風
22 紫電
23 紫電改
24 キ四八
25 キ六〇
26 メッサーシュミットBf109E7
27 五式戦闘機
28 P-51マスタング
29 B-25
30 十三試双発陸上戦闘機「月光」
31 カーチスP-40
32 ホーカー・ハリケーン
33 B-17
34 P-38
35 九十八式軽爆
36 百式司令部偵察機
37 九十九双発軽爆
38 一式陸上攻撃機
39 九十七式重爆
40 B-24
41 P-47
42 B-29
43 F6F
44 F4F
45 F-13
46 F4U
47 カーチスSB2C
48 キ100

文春文庫
2006年7月10日
渡辺洋二

重い飛行機雲



 人に中心をおいたノンフィクションだったと「異端の空」のあとがきに書いている。
(ちなみに「異端の空」は飛行機、メカニック開発などにシフトしているそうだ)
その通り、どれも重い人間ドラマがそこにある。
 45年目の真実では、覚醒剤(ヒロポン)をそうと知らされず、暗視のためということで与えられた夜間飛行機搭乗員の記録。これは、城山三郎氏の「忘れ得ぬ翼」でも取り上げられ、「月光荘余聞 」という短編小説にまとめられている。
 昭和18年以降の日本の戦記は、逼迫した状況で特攻などの重い内容をもつものが多い。読んだあとも、せつない思いが残る。

1 45年目の真実 
 1 夜間戦闘機「月光」
 2 「彗星」
 3 B-29
 4 B-17
 5 B-24

2 さいはて迎撃戦 
 1 「隼」
 2 B-25
 3 B-24
 4 B-17
 5 ロッキードPV-1「ベンチュラ」
 6 零戦
 7 二式戦「鍾馗」
 8 I15
 9 I16
 10 九六陸攻
 11 九六式輸送機

3 敵国から凱旋 
 1 九六式陸上攻撃機
 2 一式陸上攻撃機
 3 零戦
 4 グラマンF4F
 5 P-38
 6 P-40
 7 九九艦爆
 8 C-47
 9 メッサーシュミットBf109

4 激突の果てに 
 1 B-24
 2 月光
 3 九九式艦上爆撃機
 4 グラマンF6F
 5 偵察機「彩雲」
 6 P-38
 7 「彗星」

5 特攻隊、海軍にただ一つ 
 1 B-24
 2 P-47
 3 B-29
 4 P-38
 5 一式陸攻
 6 桜花
 7 F6F

6 主戦場は夜の沖縄 
 1 「月光」
 2 零戦
 3 零式水上偵察機
 4 「雷電」
 5 「彩雲」
 6 「彗星」
 7 F4U1Dコルセア
 8 F6F5Nヘルキャット
 9 P-61ブラックウィドウ

7 空と海で特攻二回 
 1 「飛燕」
 2 B-29
 3 F-13A

8 新撰組隊長の討ち死に 
 1 B-24
 2 「紫電」
 3 「紫電改」
 4 「彩雲」
 5 F6F
 6 B-24
 7 B-29
 8 P51D

9 「流星」の名のごとく 
 1 零式水上偵察機
 2 流星改
 3 晴嵐
 4 彗星
 5 天山
 6 F4Uコルセア
 7 B-29
 8 P-51
 9 F6F

10 最強の防空部隊三〇二空 
 1 B-29
 2 月光
 3 雷電
 4 零戦
 5 彗星
 6 彩雲
 7 F-13
 8 銀河
 9 P-51D
 10 P-38

11 三〇二空の最後 
 1 雷電
 2 零夜戦
 3 彗星
 4 月光
 5 銀河
 6 B-24
 7 彩雲
 8 九九艦爆
 9 一式陸上攻撃機
 10 F6Fヘルキャット
 11 F4Uコルセア
 12 C-47
 13 C-54


文春文庫
1999年8月10日
渡辺洋二 著

陰で支えた軍用機



大内建二さんの軍用機シリーズです。

 アブロ・アンソンやIl2、Po2など、あまりなじみのない飛行機にその生産数からスポットライトをあてて際だたせてくれている。
 
 ちなみにアブロ・アンソンは1935年から1952年まで17年間も生産が続けられ、1万1020機という総生産数を誇るイギリス軍用機で、1968年まで使用された。

 Il2は、3万6163機という世界1位の生産数をもつ。

 Po2は1928年に初飛行し、3万3000機も生産され、第二次世界大戦はおろか朝鮮戦争でも前線で活躍した。Po2を追い回した飛行機は、複葉機からジェット戦闘機までいる。そして、しぶとくまだロシアや旧ソ連衛星国のどこかで飛び回っているはずと筆者は書いている。

 たくさん作られたということは、周りでどれだけ悪たれつこうが、それだけで非凡さを表している。どんなに名機と言われても、生産数にはかなわない。なんといってもそれだけの数が作られ、稼働したことはなによりも勝る。

1 中島飛行機二式水上戦闘機
1 グラマンF4Fにフロート
2 スピットファイアにフロート
3 アラドAr196水上偵察機
4 サンダーランド飛行艇
5 ロッキード・ハドソン
6 九五式水上偵察機
7 十五試水上戦闘機(強風)
8 零式戦闘機11型
9 グラマンF4F
10 カーチスP40
11 ボーファイター

2 サヴォイア・マルケッティSM79

1 ハインケルHe111
2 ユンカースJu87
3 シー・ハリケーン
4 マッキMC202

3 ブリュースターF2Aバッファロ

1 一式戦闘機「隼」
2 グラマンF2F
3 F3F
4 ブリュースターB339
5 フォッカーD21
6 モラーヌ・ソルニエMS406
7 メッサーシュミットMe109G

4 ホーカー・タイフーン

1 スーパーマリン・スピットファイア
2 ハリケーン
3 トーネード
4 フォッケウルフFw190
5 メッサーシュミットMe262

5 フォッケウルフFw200コンドル

1 フォッケウルフFw190

6 空技廠九三式中間練習機

1 九五式練習機
2 零戦
3 一式戦闘機「隼」
4 アヴロ504初歩練習機
5 海軍三年式陸上初歩練習機
6 九一式中間練習機

7 ショート・サンダーランド

1 コンソリデーテッドPB2Yコロネード
2 二式飛行大艇
3 サローA27ロンドン
4 スーパーマリン・ストランレア
5 ショートS19シンガポール
6 ショート・エンパイア
7 ユンカースJu88
8 シーフォード

8 カーチスC46コマンド

1 ダグラスDC3
2 ダグラスDC4
3 C54
4 コンソリデーテッドB24
5 C87
6 一〇〇式輸送機
7 C47
8 ボーイングB29

9 フィーゼラーFi156シュトルヒ

1 ジーベルSi201
2 バイエリッシュBf163
3 MS500
4 MS501
5 ムラーツK65Cap

10 ブレゲーBr693

1 モラーヌ・ソルニエMS406
2 ドヴォアチンD520
3 リオレ・エ・オリビエLeo451
4 メッサーシュミットMe109E
5 ポテーP63
6 フェアリー・バトル
7 ホーカー・ハリケーン

11 中島飛行機「月光」

1 二式戦闘機「屠龍」
2 メッサーシュミットMe110
3 ブリストル・ボーファイター
4 ポテーP63
5 一二試艦上戦闘機(零戦)
6 ボーイングB29
7 グラマンF4F
8 カーチスP40
9 ボーイングB17
10 コンソリデーテッドB24

12 スーパマリン・ウオーラス

1 シーガル
2 スピットファイア
3 ショート・サンダーランド
4 ヴィッカース・ウェリントン
5 ロッキード・ハドソン
6 ブラックバーン・ボーサ
7 デ・ハビランド・モスキート
8 ブリストル・ボーファイター
9 フェアリー・シーフォックス
10 スーパーマリン・シーオッター

13 コンソリデーテッドPBYカタリナ

1 マーチンPBMマリナー
2 フェアリー・ソードフィッシュ
3 コンソリデーテッドP2Y
4 ショート・サンダーランド

14 ユンカースJu52/3m

1 ダグラスC47
2 サヴォイア・マルケッテイSM82カングロ
3 ユンカースJ1
4 ユンカースJu252
5 ユンカースJu352

15 ポリカルポフPo2(U2)

1 I16
2 メッサーシュミットMe109
3 フォッケウルフFw189
4 ロッキードF94スターファイター
5 ヴォートF4U-5Nコルセア
6 ダグラスF3Dスカイナイト

16 三菱重工業一〇〇式司令部偵察機(キ四六)

1 零式艦上戦闘機
2 九七式司令部偵察機
3 一式戦闘機「隼」
4 カーチスP40
5 リパブリックP47
6 ロッキードP38
7 ボーイングB29
8 ノースアメリカンP51マスタング

17 デ・ハビランド・モスキート

1 スピットファイア
2 ランカスター
3 ブリストル・ブレインハム
4 ヴィッカース・ウェリントン
5 ハンドレページ・ハンプデン
6 アームストロング・ホイットワース・ホイットレー
7 メッサーシュミットMe109
8 スターリング
9 ヴァルティー・ヴェンジャンヌ
10 イングリッシュ・エレクトリック・キャンベラ

18 エアスピード・ホルサ

1 ユンカースJu52/3m
2 DFS230
3 アームストロング・ホイットワース・アルベルマール
4 ワコCG4
5 ハミルカー

19 コンソリデーテッドPB4Yプライヴァテイア

1 マーチンPBMマリナー
2 コンソリデーテッドB24リベレーター
3 コンソリデーテッドPBYカタリナ
4 ロッキード・ハドソン
5 ロッキードP2Vネプチューン
6 マーチンP4Mマーケーター
7 MiG15
8 グラマンF7Fタイガーキャット

20 ウエストランド・ライサンダー

1 ホーカー・ヘクター
2 カーチスP40
3 ホーカー・ハリケーン

21 愛知航空機零式三座水上偵察機

1 九四式三座水上偵察機
2 零式水上観測機
3 瑞雲
4 晴嵐

22 ブリストル・ボーファイター

1 ロッキードP38ライトニング
2 ボーフォート
3 ユンカースJu88
4 ショート・スターリング
5 A20ハヴォック
6 二式水上戦闘機
7 零式水上観測機

23 ロッキード・ハドソン

1 ノースアメリカンB24リベレーター
2 マーチンB26
3 ボーイングB17
4 ロッキード・スーパーエレクトラ
5 一式貨物輸送機
6 ロッキードL10エレクトラ
7
8 九七式戦闘機
9 ハリケーン
10 バッファロ
11 PV1ヴェンチュラ
12 PV2ハープーン

24 ボーイングF13

1 ボーイングB29

25 サヴォイア・マルケッティSM82カングロ

1 SM75
2 SM79
3 フェアチャイルドC119

26 三菱重工業九九式襲撃・偵察機(キ五一)

1 九三式軽爆撃機
2 カーチスP40
3 キ七一
4 キ六五
5 キ九三
6 キ一〇二
7
8 一〇〇式司令部偵察機
9 零式水上観測機
10 九七式軽爆撃機

27 アヴロ652A・アンソン

1 アヴロ652
2 メッサーシュミットMe109E
3 ショート・スターリング
4 ハンドレページ・ハリファックス
5 アヴロ・ランカスター

28 ダグラスC47スカイトレーン

1 ダグラスDC3
2 ダグラスDC1
3 ダグラスDC2
4 C39
5 C41
6 C48
7 C49
8 C50
9 ホルサ・グライダー
10 B29
11 C46

29 メッサーシュミットMe110

1 ユンカースJu87
2 メッサーシュミットMe109E
3 スピットファイア
4 ハリケーン
5 メッサーシュミットMe210
6 ドルニエDo217
7 ユンカースJu88
8 月光
9 B17
10 ノースアメリカンP51マスタング

30 イリューシンIl2シュトルモビック

1 メッサーシュミットMe109
2 スピットファイア
3 イリューシンIl10

31 中島飛行機「彩雲」C6N

1 ボーイングB29
2 ヴォートF4Uコルセア
3 グラマンF6F
4 リパブリックP47
5 ノースアメリカンP51

32 マーチンPBMマリナー

1 コンソリデーテッドPBYカタリナ
2 コンソリデーテッドPB4Yプライヴァティア
3 ロッキードPV2ハープーン
4 B17
5 ショート・サンダーランド
6 ロッキードP2Vネプチューン

33 フェアリー・ソードフィッシュ

1 フェアリーT・S・R・I
2 スピットファイア

34 EKW・C3603

1 メッサーシュミットMe108
2 メッサーシュミットMe109
3 ユンカースJu52/3m
4 ポテーP63
5 EKW・C3601
6 EKW・C3602

35 スーパマリンPRスピットファイア

1 ブリストル・ブレンハイム
2 スピットファイア1型
3 スピットファイア5型
4 スピットファイア19型
5 スピットファイア14型
6 スピットファイア18型
7 フォッケウルフFw190D-9
8 メッサーシュミットMe262

36 川西航空機二式大型飛行艇

1 ショート・サンダーランド
2 コンソリデーテッドPB2Yコロネード
3 九七式飛行大艇
4 新明和PS-1
5 晴空
6 銀河

37 デ・ハビランド・タイガーモス

1 デ・ハビランド・ジプシーモス
2 デ・ハビランド・ジプシーメージャー

38 ノースアメリカンAT6テキサン

1 零戦
2 九九艦爆
3 九七艦攻
4 T34メンター


2004年9月7日
光人社文庫
大内建二

忘れられた軍用機




大内建二さんのカタログ本です。
シリーズに「間に合わなかった軍用機」「陰で支えた軍用機」がある。
好きなんだなあ、この人も飛行機が。
それも主流でないヤツを。
「忘れられた軍用機」では、ジミーなということはかなりおタッキーな飛行機が取り上げられている。
しかも、愛情込めて丹念に一つ一つの飛行機(それもジミーな)をよく調べておられます。
その筋の方々には、面白いエピソード満載で、なかなかフムフムである。
最初にとりあげた飛行機がドミネーターですから。


1 コンヴェアB32ドミネーター 

 1 ボーイングB29
 2 ボーイングB17
 3 コンソリデーテッドB24
 4 ボーイングXB15
 5 ダグラスXB19
 6 ダグラスXB31
 7 マーチンXB33
 8 紫電改

2 中島飛行機「呑龍」 

 1 九九式軽爆撃機
 2 九七式重爆撃機
 3 四式重爆撃機「飛龍」
 4 キ九四
 5 一式戦闘機「隼」
 6 三式戦闘機「飛燕」
 7 B24重爆撃機
 8 B25軽爆撃機

3 ウエストランド・ホワールウィンド
 
 1 ホーカー・ハリケーン
 2 スピットファイア
 3 ウェルキン試作戦闘機
 4 ユンカースJu88
 5 メッサーシュミットBf109F
 6 ホーカー・タイフーン
 7 リパブリックP47サンダーボルト

4 ハインケルHe115 

 1 カントZ511
 2 ボーイングB17
 3 ハインケルHe59
 4 ユンカースJu88
 5 フォッケウルフFw200

5 フィアットG50フレッチア 

 1 マッキC200
 2 フィアットA7RC38
 3 フィアットCR42
 4 カントZ1007
 5 スピットファイア
 6 ハリケーン

6 コモンウエルスCA12~19ブーメラン 

 1 コンソリデーテッドPBY
 2 ブリュースターF2Aバッファロー
 3 ノースアメリカンAT6
 4 ノースアメリカンP64
 5 カーチスP-40
 6 スピットファイア

7 空技廠九九式中型飛行艇 

 1 二式練習飛行艇
 2 九四式・九五式水上偵察機
 3 零式三座水上偵察機
 4 零式水上観測機
 5 「瑞雲」
 6 九七式大型飛行艇
 7 二式大型飛行艇
 8 九一式飛行艇
 9 九九式中型飛行艇

8 ベルP63キングコブラ 

 1 P39エアラコブラ
 2 リパブリックP47サンダーボルト
 3 ノースアメリカンP51マスタング
 4 スピットファイア
 5 一式戦闘機「隼」
 6 グラマンF8Fベアキャット

9 フェアリー・フルマー 

 1 ブラックバーン・スクア
 2 フェアリー・ソードフィッシュ
 3 ブラックバーン・ロック
 4 グロスター・シーグラジエーター
 5 ホーカー・ハリケーン
 6 フェアリー・バトル
 7 ゼロ戦
 8 フィアットC50
 9 フィアットCR42
 10 フェアリー・フルマー
 11 フェアリー・アルバコア
 12 九九式艦上爆撃機
 13 フェアリー・ファイアフライ艦上戦闘機

10 メッサーシュミットMe410ホルニッセ 

 1 メッサーシュミットMe110
 2 「月光」
 3 二式複座戦闘機「屠龍」
 4 Me210
 5 モスキート戦闘機
 6 ノースアメリカンP51マスタング
 7 フォッケウルフFw190
 8 メッサーシュミットMe109
 9 ボーイングB17
 10 コンソリデーテッドB24
 11 ロッキードP38

11 ピアッジオP108 

 1 ハインケルHe177
 2 フィアットG50
 3 マッキC200
 4 SM79爆撃機
 5 カントZ1007
 6 ショート・スターリング
 7 ハンドレページ・ハリファックス
 8 ボーイングB17
 9 コンソリデーテッドB24
 10 B29
 11 B17
 12 P108C

12 FFVS・J22 

 1 グロースター・グラジエーター 
 2 ホーカー・ハート
 3 レッジアーネRe2000
 4 セバスキーP35
 5 ヴァルティー・ヴァンガードP66
 6 SAAB17
 7 SAAB21
 8 フォッケウルフFw190
 9 メッサーシュミットMe109
 10 スピットファイア
 11 B17爆撃機
 12 ノースアメリカンP51マスタング

13 三菱重工業・九七式軽爆撃機(キ三〇)
 
 1 フェアリー・バトル
 2 九七式単発軽爆撃機
 3 九八式単発軽爆撃機
 4 九三式軽爆撃機

14 コンソリデーテッドPB2Yコロネード 

 1 ショート・サンダーランド
 2 二式飛行大艇
 3 PBYカタリナ
 4 B24
 5 PB4Yプライヴァティア
 6 ロッキード・ハドソン
 7 PV1ベンチュラ哨戒機
 8 マーチンPBMマリナー

15 ボールトン・ポール・デファイアント 

 1 ホーカー・ハリケーン
 2 デ・ハビランド・ホーネット
 3 フェアリー・ソードフィッシュ 
 4 メッサーシュミットMe109
 5 ユンカースJu88
 6 ハインケルHe111
 7 ユンカースJu87
 8 ブリストル・ボーファイター
 9 デ・ハビランド・モスキート

16 ヘンシェルHs129 

 1 ヘンシェルHs126
 2 ヘンシェルHs123

17 カントZ1007アルシオーネ
 
 1 サヴォイア・マルケッティSM79
 2 フォッケウルフFw190D

18  IAR80I 

 1 ホーカー・ハリケーン
 2 ハインケルHe112B
 3 PZL24
 4 メッサーシュミットMe109E
 5 P24戦闘機
 6 コンソリデーテッドB24
 7 IAR81

19 愛知航空・二式練習飛行艇 

 1 二式水上戦闘機
 2 零式三座水上偵察機
 3 零式観測機
 4 九四式水上偵察機
 5 瑞雲
 6 二式飛行大艇
 7 九七式大型飛行艇
 8 コンソリデーテッドPBYカタリナ

20 カーチス・ライトCW21デーモン
 
 1 カーチスP-40
 2 カーチスSB2Cヘルダイバー
 3 カーチスライトCW19
 4 ブリュースターF2Aバッファロー
 5 ゼロ戦
 6 カーチスP-36ホーク
 7 ホーカー・ハリケーン
 8 ブリストル・ブレンハイム
 9 ロッキード・ハドソン
 10 ヴィッカース・ヴィルデヴィースト
 11 九六式艦上戦闘機
 12 九八式陸上偵察機
 13 CW22
 14 P36

21 アームストロング・ホイットワース・アルベルマール 

 1 ブラックバーン・ボータ
 2 ウェリントン爆撃機
 3 ブリストル・バッキンガム
 4 アームストロング・ホイットワース・アルベマール
 5 ノースアメリカンB25
 6 マーチンB25
 7 マーチンB26
 8 ダグラスA20
 9 コンソリデーテッドB24
 10 ブリストル・ブレンハイム
 11 ホルサ・グライダー

22 フォッケウルフFw189 

 1 ヘンシェルHs126
 2 ポリカルポフPo2

23 ペトリヤコPe8-TB7(ツポレフANT42) 

 1 TB3(ツポレフANT6)
 2 ボーイングB29

24 リオレ・エ・オリビエLeo451 

 1 スピットファイア
 2 テンペスト
 3 カーチスP36
 4 マーチンA22
 5 ダグラスA20
 6 Leo45
 7 ユンカースJu87
 8 メッサーシュミットMe109

25 日本国際航空工業三式指揮連絡機(キ七六)
 
 1 フィーゼラーFi156シュトルヒ

26 マーチン187(A30)ボルチモア
 
 1 マーチン187(A30)ボルチモア
 2 ブリストル・ブレンハイム
 3 ヴィッカース・ウエリントン
 4 ハンドレページ・ハンプデン
 5 アームストロング・ホイットワース・ホイットレー
 6 マーチンXA22メリーランド
 7 マーチンXA23
 8 ノースアメリカンB25ミッチェル
 9 マーチンB26マローダー

27 ショート・スターリング 

 1 アヴロ・ランカスター
 2 ハンドレページ・ハリファックス
 3 ホルサ

28 モラーヌ・ソルニエMS406 

 1 メッサーシュミットMe109E
 2 ドヴォアチンD520
 3 MS405

29 イェルモレイエフYer2 

 1 Sta17
 2 イリューシンIl14
 3 ペトリヤコフPe2
 4 ツポレフTu2

30 サーブ18 

 1 SAAB21
 2 FFVS・J22
 3 サーブJ29
 4 J37ヴィゲン
 5 SAAB17
 6 ドルニエDo17

31 九州飛行機「東海」(Q1W1) 

 1 彩雲
 2 コンソリデーテッドPB4Yプライヴァティア

32 ヴァルティーA31/35ヴェンジャンス 

 1 ユンカースJu87
 2 ヴァルティーV11/V12
 3 ブリストル・ブレインハイム

33 ブラックバーン・スクア 

 1 フェアリー・ファルマー
 2 フェアリー・ソードフィッシュ
 3 フェアリー・アルバコア
 4 ブラックバーン・ロック
 5 ヴォートF4Uコルセア
 6 ドルニエDo18
 7 フェアリー・バラクーダ
 8 グラマンTBFアヴェンジャー

34 ヴァルティーP66ヴァンガード 

 1 P38
 2 P40
 3 A31/35ヴァリアント
 4 メッサーシュミットMe109F

35 スホーイSu2 

 1 スホーイSu7
 2 スホーイSu9
 3 ANT51
 4 グラマンTBFアヴェンジャー
 5 フェアリー・バトル
 6 ブレダBr65
 7 ポリカルポフI16
 8 ラヴォーチキンLaGG3
 9 イリューシンIl12

36 ユンカースJu188 

 1 Ju88
 2 ドルニエDo17
 3 モスキート戦闘機
 4 ノースロップP61ブラックウィドー

37 九州飛行機二式中間練習機(K10W1) 

 1 九七式司令部偵察機
 2 九七式重爆撃機
 3 九七式戦闘機
 4 九七式軽爆撃機
 5 九七式輸送機
 6 九七式艦上攻撃機
 7 九七式大型飛行艇
 8 ノースアメリカンNA16

38 ブリュースターSB2Aバッカニア 

 1 ブリュースターXSBA
 2 カーチスSB2Cヘルダイヴァー
 3 バッファロー
 4 ダグラスSBDドーントレス

39 ブリュースター・バラクーダ 

 1 ソードフィッシュ
 2 アルバコア
 3 バラクーダ
 4 天山
 5 スピットファイア
 6 グラマンTBFアヴェンジャー
 7 ランカスター

40 フォッカーD21 

 1 I15
 2 I16
 3 SB2
 4 メッサーシュミットMe109E
 5 ブリュースターF2Aバッファロー

41 立川飛行機一式高等練習機(キ五四)

 1 ノースアメリカンAT6
 2 マイルズ・マスター
 3 アラドAr96
 4 デ・ハビランド・タイガーモス
 5 フォッカー・ユニヴァーサル
 6 九五式二型練習機
 7 九〇式機上作業機
 8 ビーチATナビゲーター
 9 エアスピード・オックスフォード

42 アラドAr196 

 1 ハインケルHe60
 2 アラドAr95
 3 ショート・サンダーランド
 4 ヴィッカース・ウエリントン爆撃機
 5 アームストロング・ホイットワース・ホイットレー
 6 サンダーランド四発飛行艇
 7 ブリストル・ボーファイター


光人社文庫
2004年7月6日初版
大内建二