第二次世界大戦前後の飛行機のフォルムに惹かれて数十年。戦争に使われた飛行機、民間で使われた飛行機、暗い運命を背負った飛行機、栄光に包まれた飛行機・・・そして飛行機にかかわった人間も、興味深いものがあります。そんな飛行機の登場する本を紹介していきます。また、本文に出てきた飛行機をできるだけひろってみたいと思います。
メッサーシュミットを撃て
ブライアン・ケラハーのStorm-Birdsシリーズの第1作目。
コンピュータ(1945年当時の)が選び出したパイロット中のパイロット4人がドイツ軍のジェット機をテストするストーリー。
というわりには少しひよわなカーティスをのぞいて、みなキャラクターがかぶっていてだれがヒーローだかわからない。
また、連れてこられたドイツ軍のパイロットが反乱し、それを押さえるというストーリも貧弱と言えば貧弱。
当時の魅力的なヒコーキのある風景に無理やりストーリをねじ込んだという感じ。
ま、奇想天外なんだけどそれなりにヒコーキ好きには楽しめる。
2作目の「ツインムスタング出撃せよ」を読む前に、この本でキャラクターの予習をしておく必要がある。
登場するヒコーキ
1 ベルP-39エアラコブラ
2 XP-59エアラコメット
3 P-51ムスタング
4 メッサーシュミットMe-262
5 B-17
6 B-24
7 Me-163コメート
8 Me-109
9 0-62(パイパー・カブの軍用機版)
10 ビーチ・クラフト・モデル18
11 B-25
12 P-38
13 アラドAr-234
14 C-47
15 ハインケルHe162
16 サンダーボルト
17 C-87
18 フォッケウルフ
19 DC-3
20 C-54
21 F6Fヘルキャット
22 F8Fベアキャット
23 B-29
24 C-87
25 ロッキードP80Bシューティング・スター
新潮文庫
ブライアン・ケラハー
伏見威蕃
H5.9.25初版
登録:
投稿 (Atom)